日本キリスト教団児島教会

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zoom RSS 石が叫ぶ87 長崎平和宣言(全文) 1

<<   作成日時 : 2017/08/10 11:57   >>

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 「ノーモア ヒバクシャ」 
 この言葉は、未来に向けて、世界の誰も、永久に、
核兵器による惨禍を体験することがないように、という
被爆者の心からの願いを表したものです。その願いが、
この夏、世界の多くの国々を動かし、一つの条約を
生み出しました。
 核兵器を使うことはもちろん、持つことも、配備することも
禁止した「核兵器禁止条約」が、国連加盟国の6割を超える
122か国の賛成で採択されたのです。それは、被爆者が
長年積み重ねてきた努力がようやく形になった瞬間でした。
 私たちは「ヒバクシャ」の苦しみや努力にも言及したこの条約
を「ヒロシマ・ナガサキ条約」と呼びたいと思います。そして、
核兵器禁止条約を推進する国々や国連、NGOなどの、人道に
反するものを世界からなくそうとする強い意志と勇気ある行動
に深く感謝します。
 しかし、これはゴールではありません。今も世界には、
1万5千発近くの核兵器があります。核兵器を巡る国際情勢は
緊張感を増しており、遠くない未来に核兵器が使われるのでは
ないか、という強い不安が広がっています。しかも、核兵器を
持つ国々は、「この条約に反対しており、私たちが目指す「核兵器
のない世界」にたどり着く道筋はまだ見えていません。ようやく
生まれたこの条約をいかに活(い)かし、歩みを進めることが
できるかが、今、人類に問われています。
 核兵器を持つ国々と核の傘の下にいる国々に訴えます。
 安全保障上、核兵器が必要と言い続ける限り、核の脅威は
なくなりません。核兵器によって国を守ろうとする政策を見直して
ください。核不拡散条約(NPT)は、すべての加盟国に核軍縮の
義務を課しているはずです。その義務を果たしてください。
世界が勇気ある決断を待っています。
 日本政府に訴えます。
 核兵器のない世界を目指してリーダーシップをとり、核兵器
を持つ国々と持たない国々の橋渡し役を務めると明言している
にも関わらず、核兵器禁止条約の交渉会議にさえ参加しない
姿勢を、被爆地は到底理解できません。唯一の戦争被爆国として、
核兵器禁止条約への一日も早い参加を目指し、核の傘に依存する
政策の見直しを進めてください。日本の参加を国際社会は待ってます。
 また、二度と戦争をしてはならないと固く決意した日本国憲法の
平和の理念と非核三原則の厳守を世界に発信し、核兵器のない
世界に向けて前進する具体的方策の一つとして、今こそ「北東
アジア非核兵器地帯」構想の検討を求めます。

2につづく
 

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