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zoom RSS 新憲法の解説 (1946年11月3日発行)

<<   作成日時 : 2017/05/18 16:00   >>

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 第三章 国民の権利と義務

  二

民主主義政治の要点は、国民の生れながらにしてもつ
権利、基本的人権を尊び、人格の尊重と自由を重んじる
ことによって、すべての人に幸福な生活を営ましめんと
するところにある。それで、近代民主主義が第一に要求
するところは、国民の基本的人権と自由とを保障するにあり
とされるが、これは一面、義務と責任とを伴なう。すなわち
人はその権利を保障されてさらに人格の覚醒を促し、
その反省によって各個人の義務と責任感の充実を招き、
よりよき民主主義政治が発達することになる。この二つ
の意味から、人格の尊重と自由の保障とは、民主主義の
大いなる前提をなすのである。

だが、与えられた権利と自由とを濫用して、秩序をみだり、
国家社会の衰運をまねくが如き行動が時流に乗って横行
する如きは、最も戒しむべき法の活用というべきであろう。

本章にはなお、個人の尊重に関連しての「生命、自由及び
幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に
反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を
必要とする。」(第十三条)とし、殊に「国は、すべての生活
部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上
及び増進に努めなければならない。」(第二十五条)、という
ような規定をもって飾られている。これらは明治憲法に見ら
れない新しい角度から定められた。殊に校舎の如きは国家の
不干渉というような消極的立場を脱し、積極的に、国の施策
の方向を示し、新憲法の持味を生かしたものといってよい
と思う。

岩波書店 高見勝利編 「あたらしい憲法のはなし 他二篇」 2013

*国民の一人一人がかけがえのない存在であり、
 基本的人権を持ち、その人格権も尊重され、
 自由を保障されるということは素晴らしいことであると思う。
 しかし、だからといって、好き勝手はよくない。公衆や他の人の
 自由をおびやかしたり、基本的人権、人格権をないがしろに
 するようなことは、自由ではなく罪である。そのところを忘れて
 はいけないと思う。そして、国民みなが幸福を追求するを持ち、
 従って、公共の福祉、社会福祉、社会保障が行き渡らなければ
 ならない。政府は国民の暮らし、多様な人たちの幸福権の
 ために働くことが本来の務めであると思う。
 富裕な者たちが優遇したり、国際社会で地位を得るために
 戦争への道を備えていくことは止めるべきである。
 現在の与党政治家たちは、今一度、憲法を読み直すべきであり、
 国民一人一人のために働くべきであると思う。
 なぜなら、国民は国会議員をはじめとする公務員のためにも
 税金を払うという義務を負っているからである。
 国民が権利と義務を持つように、国家も権利と義務を正しく
 活用すべきであると思う。日本が目指すのは軍事大国ではなく、
 福祉大国であり、世界でもっとも幸福な国である。 

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